どうも、遼です。
気分爽快な五月晴れの多い5月が過ぎて6月ともなると、だんだんと天候も怪しくなってくるものです。
そうです、あのジメジメした季節がやってくるのです。
梅雨になると曇りの日が多かったり、雨が続いたりして、湿度が高くて過ごしにくくなりますよね。
洗濯物は乾かない、カビは生えやすい、気分も優れない、はたまた、頭痛やだるさに襲われてしまうなんてこともあるでしょう。
そんな梅雨の時期には、どうしてもジメジメするので湿気対策が欠かせなくなりますよね。
今回は、梅雨の湿気はどのように対策したらいいのかについて考えてみましょう。
梅雨の湿気はどう対策するの?
梅雨になってジメジメしてくると嫌なのが、あのまとわりつくような湿気です。
湿度が高いと蒸してベトベトといった感じで気持ち悪いですよね。
天気が悪いと、窓を開けても湿気が入ってくるのでほとんど意味ない感じ。
気分転換にシャワーを浴びても、その時は爽快だけど、しばらくすれば元の木阿弥。。。
一体、どうしたらいいの、って悩んでしまいませんか。
こんな時は、何と言っても除湿が肝心です。
湿度を落とせばあの不快感はなくなってきますので、まずは除湿を心がけましょう。
除湿で最も大事なのは、実は換気なんです。
雨が降ると外の湿度が高くなるので、換気しても意味ないと思うかもしれませんが、かと言って締め切ってしまうと却って湿気がこもってしまうようになります。
家の対角にある窓やドアを2箇所以上空けると、空気の流れができるので効果的な換気がおこなえるようになります。
特に湿気の溜まりやすいシンク下や押入れなどは、まめに開けて空気を入れ替えてあげるようにしましょう。
それでも、湿気が気になる場合には、除湿剤などを使うと効果的です。
他にも炭や新聞紙、粉末洗剤、重曹などを利用するのも効果があるそうですので一度試してみてはどうでしょう。
とは言っても、あの身体にまとわりつくようなジメジメ感はなかなか解消しにくいものです。
そんなジメジメを解消するには、やはり何と言っても除湿機が最も効果が高くなります。
除湿することを最大の目的に作られているのですから、効果が高くないわけがないです。
しかも最近の除湿機は、洗濯物などの乾燥にも威力を発揮しており、その名称も「衣類乾燥除湿機」と呼ばれる製品も増えてきました。
洗濯乾燥機よりも安く購入でき、シワなく乾かせるということで人気も出てきています。
というか、洗濯乾燥機ってそれ以外に使えないので、除湿もできるタイプが便利ですよね。
これには、花粉や大気汚染などの影響で洗濯物を室内干しすることが多くなってきているという背景もあると言われています。
現在では、いろいろなタイプの除湿機がありますので、一度家電量販店で探してみるのもいいでしょう。
梅雨の湿気に扇風機は効果あるの?
除湿機が効果的なのはわかるけど、わざわざ買うのもちょっと、ということもあるでしょう。
今ある、扇風機でなんとかならないのかと思いますよね。
では、扇風機で除湿ができるのかどうかということについて考えてみましょう。
結論から先に言うと、扇風機では除湿することはほとんどできません。
でも、扇風機の風に当たると涼しくなるじゃない、除湿できてるんじゃない、と思うかもしれません。
扇風機の風を受けて涼しく感じるのは、身体から気化熱が奪われるからなんです。
気化熱ってよくわからないかもしれませんが、皮膚の水分(汗)が蒸発するときに熱も一緒に逃げていくんです。
そのため、一時的に皮膚の表面温度が下がって涼しく感じるようになるわけです。
でも、風に当たるのをやめると、しばらくすればまた汗をかいてジメジメ感が復活してしまいます。
なので、扇風機に当たり続けていないと、涼しさは続かないのです。
とは言え、長時間に渡って扇風機に当たっていると、体温が低下しすぎてしまうの気をつけなければいけません。
よく、夏の夜に扇風機をかけ放しにして亡くなる人がいるものこのためです。
タイマーを使ったり、首振り状態にして連続的に扇風機の風を受け続けるのは避けるようにしましょう。
梅雨の湿気には、やっぱりエアコンがいい?
扇風機は、ある程度風を受け続けないと効果が感じにくいということはお分かり頂けましたか。
そんな面倒なものより、エアコンを使った方が早いんじゃないの、と思うかもしれませんね。
今のエアコンには、除湿機能がついているものがほとんどです。
よっぽど古いタイプでなければ、もはや除湿機能は標準的な装備です。
なので、湿気対策にエアコンを使いたいと考えるのはごく普通の発想になります。
ただ、エアコンは本格的な夏の暑い時には、とても重宝するものです。
室内の温度は勿論、湿度も適度に下げてくれて極めて快適にすごせるようになります。
しかし、夏真っ盛りにはちょっと早い梅雨の時期には、少し涼しくなりすぎてしまうことがあります。
湿度だけ下がればいいのですが、温度も低めになってしまうことがあるからです。
これには、除湿の仕組みが大きく関係しています。
空気中に蓄えられる水分量は、その温度によって変わってくるんです。
一般的に温度が高い空気には沢山の水分が蓄えられ、温度が低いと蓄えられる水分量は少なくなります。
除湿はその性質を利用しているのです。
室内の空気を吸い込んで冷やすことでその中に蓄えられる水分を少なくし、水滴として取り出し屋外に排出してます。
エアコンの室外機から水が出ているのは知っていますよね。
水分を取られた空気はカラッとしていますが、その温度も低くなっているのです。
そのため、少し肌寒いという状態になってしまうことがあります。
わかりやすく言うと、弱冷房と同じようなものでしょう。
なので、気温のそれ程高くない場合には、ちょっと寒いんだけど、ということになってしまいます。
ただ、最近のエアコンには、その温度が下がった空気を再び暖めてから室内に戻すという機能はがついたものが出てきています。
これは、再熱除湿と呼ばれており、通常の除湿(ドライ)や冷房に比べて電気の使用量が多くなります。
普通のエアコンではあまり見かけないのですが、高価格帯のエアコンには装備されているようです。
私みたいな庶民にはなかなか手に入れ辛いものなので、お金持ち仕様なんでしょうね、きっと。。。