こんにちは、遼です。
いやはや白熱した準決勝でした。
フランスがベルギーを破って20年振りのW杯制覇へ王手。
決勝進出は、2006年ドイツ大会以来です。
ドイツ大会では、「ジダンの頭突き事件」も影響してイタリアに敗れましたが、その雪辱を果たす絶好のチャンス到来。
準決勝第1試合、フランスvsベルギーを振り返ってみましょう。
フランス ベルギーを退け20年振りのW杯制覇へ!
フランス、ベルギーは共に準々決勝で南米勢を破って勝ち上がってきてます。
フランスはウルグアイに、ベルギーはブラジルにほぼ快勝と言っていい試合内容。
20年振りの制覇と初制覇への思いが強く感じられます。
フランスのスタメンはほぼ不動のメンバー、一方ベルギーは日本戦で途中交代で得点した2人をその後も使い続けています。
試合は、かなりの緊張感のある展開で、前半はどちらも譲らずといった感じです。
先に点が欲しいけど、失点はしたくないという心理なのでしょうね。
はやりこのレベルでは先制点のもつ意味はかなり大きいです。
先制することで、心理的にかなり楽になります。
前半はスコアレスに終わりますが、後半6分に試合が動きます。
コーナーキックからウムティティがヘッドで合わせてフランスが先制。
高さで定評のあるベルギーからセットプレーでの得点です。
その後は、守備に徹したフランスが、ベルギーの猛攻を受けながら逃げ切ります。
途中、エムバペが相手ボールのスローインを妨害してイエローカードを受ける場面も。
余計なことしなさんな。。。
いよいよ20年振り2回目のワールドチャンピオンが目前です。
決勝の相手は、クロアチアなのか、それともイングランドなのか。。。
準決勝第2試合が楽しみです。
W杯のジンクスって何だ?
今回で19回目を迎えるサッカーW杯ですが、過去いくつかのジンクスが生まれています。
ジンクスは、本来、良くないことについて使うものですが、最近では良いことに使われることも多くなってきています。
まあ、一種の法則と言っていいかもしれません。
いくつかのジンクスを紹介しましょう。
開催国大陸の法則 優勝するのはどの国?
ヨーロッパの大会ではヨーロッパの国が優勝し、アメリカ大陸(南北)の大会では南米の国が優勝するというものです。
これは長い間、1958年スウェーデン大会でのブラジルの優勝が唯一の例外だったのですが、2014年ブラジル大会でのドイツの優勝でジンクスではなくなりつつあります。
2010年南アフリカ大会のスペイン優勝というのもありますし。
今回はベスト4が全てヨーロッパ勢なので、ジンクス復活かといった感じです。
ブラジルの法則 決勝に進むのはどの国?
1990年以降では、決勝トーナメントでブラジルを破った国が決勝まで進んでいます。
まあ、ブラジルが優勝するなど多少のニュアンスの違いはありますが。。。
1990年イタリア大会
決勝トーナメント1回戦でブラジルを破ったアルゼンチンが決勝まで進むもドイツに破れて準優勝。
1994年アメリカ大会
ブラジルが4回目の優勝
1998年フランス大会
フランスが決勝でブラジルを破って初優勝
2002年日韓大会
ブラジルが5回目の優勝
2006年ドイツ大会
フランスが準々決勝でブラジルを破り、決勝まで進むもイタリアに破れ準優勝
2010年南アフリカ大会
オランダが準々決勝でブラジルを破り、決勝まで進むもスペインに破れ準優勝
2014年ブラジル大会
ドイツが準決勝でブラジル、決勝でアルゼンチンを破って4回目の優勝
これにならうと、今回は準々決勝でブラジルを破っているベルギーが決勝進出になるはずでしたが。。。
ジンクス、敗れるです。
監督の法則 優勝するのはどの国?
歴代のW杯優勝国の監督はその国出身の人という事実があります。
これから考えると、スペイン人のマルティネス監督が率いるベルギーの敗退はその法則通りだったかもしれません。
今大会もベスト4では、ベルギー以外は全て自国出身の監督で、その法則が受け継がれることに。
日本代表もやはり日本人監督にした方がいいのかもしれないですね。
レアル・マドリードの法則 優勝するのはどの国?
W杯の開催年にレアル・マドリードが欧州CLを制覇すると、その所属選手のいる国がW杯を制覇するというものです。
過去の例を見てみると、
1998年フランス大会では、カランブーのいるフランスが優勝
2002年日韓大会では、ロベルト・カルロスのいるブラジルが優勝
2014年ブラジル大会では、ケディラのいるドイツが優勝
今年、レアル・マドリードは史上初の欧州CL3連覇を達成してます。
今回、ベスト4でレアル・マドリードに所属している選手は、
・フランスのバラン
・クロアチアのモドリッチ、コバチッチ
となります。
しかしながら、過去の例では、所属選手は1人きり。
ということは、今回の優勝はフランス!?
デシャン監督が3人目の選手&監督でのW杯制覇なるか?
Vive la France!
20年周期の法則 優勝するのはどの国?
1958年以降、W杯では20年周期で初優勝する国が誕生しているという事実があります。
さらに、優勝国ではスーパースターの活躍がその優勝に大きく影響してます。
1958年スウェーデン大会
17歳ペレの大活躍でブラジルが初優勝
17歳でW杯優勝とは恐るべし、さすがサッカーの王様です。
今大会で注目されているエムバペでも19歳。
1978年アルゼンチン大会
ケンペスの活躍でアルゼンチンが初優勝
1998年フランス大会
ジダンの活躍でフランスが初優勝
ベスト4で優勝経験がないのは、ベルギーとクロアチア。
でも、ベルギーは既に敗退。
ということは、今回の優勝はクロアチア!?
スーパースターはモドリッチかな。。。
クロアチアが優勝すれば、今年のバロンドール(欧州最優秀選手賞)はモドリッチが獲得する可能性が高そうです。
(*)バロンドール(Ballon d’Or)はフランス語で「黄金の球」という意味
グアルディオラの法則 優勝するのはどの国?
過去2回、名匠ジョゼップ・グアルディオラが監督を努めているチームのある国が優勝しています。
2010年南アフリカ大会時はスペインのバルセロナの監督で、スペインが優勝してます。
2014年ブラジル大会時はドイツのバイエルン・ミュンヘンの監督で、ドイツが優勝してます。
現在は、イングランドのマンチェスター・シティの監督。
ということは、今回の優勝はイングランド!?
なんだか、いろいろなジンクスがありますねえ。
まあ、ほとんどがこじつけなんでしょうが、結構面白いです。
サッカーW杯もいろいろな見方があるもんですね。
4年に一度なので、楽しみながら観戦するのが一番ですから。。。