こんにちは、遼です。
いやいや、黄金世代がやってくれました。
クロアチアがイングランドとの激戦を制して、初の決勝進出を決めました。
20年前の英雄たちを超えた存在になり、新たな伝説を作ってくれそうです。
準決勝第2戦、クロアチアvsイングランド戦を振り返ってみましょう。
クロアチア イングランドとの激闘を制しW杯初優勝に王手!
クロアチアvsイングランド(2-1)
クロアチアとイングランドの過去の対戦成績は、イングランド側から見て4勝2敗1分です。
ただ、W杯本大会では初めての対戦です。
まあ、過去の成績なんて全く関係ないですが。。。
試合は、いきなり動きます。
開始5分、イングランドがゴール前で得たFKを直接決めてあっさり先制に成功します。
クロアチアは、今大会ここまで10得点しており、7点が流れの中から生まれてます。
逆にセットプレーから失点する場面が多いのがやや気になるところ。
一方、イングランドは11得点中8点がセットプレーから生まれており、セットプレーを得意としています。
開始早々、それらのデータ通りの展開になってきました。
ただ、クロアチアは決勝トーナメントに入って2試合とも先制されて追いつくという粘り強いチーム。
今回も決して慌てることなく試合を進めていきます。
それでも、2試合連続の延長PK戦を戦い抜いているので消耗度はかなりのもの。
後半に入ってもなかなかゴールに結びつけることができません。
68分、ようやく待望のゴールです。
右からのブルサリコのクロスに相手DFの前に走り込んだペリシッチが左足のアウトでジャンピングボレー。
DFがヘディングでクリヤしようとしたところに後ろから足が出てきては防ぎようがありません。
ただ、イングランドのメディアはこれをファウルと主張しているようです。
確かに、DFの頭よりペリシッチの足が高く上がってはいるのですが。。。
息を吹き返すクロアチア、ガックリのイングランド。
それでも、互いの死力を尽くしての攻防。
モドリッチも相当消耗しているのか、らしくないイージーミスが目立つようになります。
そして、そのまま決着がつかずまたしても延長戦に。
クロアチアは3試合連続、イングランドは2度目の延長。
どうもこっちの山は延長戦が多いですね。
逆側の山は延長はなく、全て90分で決着がついてますから。
試合は、延長後半にクロアチアのマンジュキッチが決めてそのまま逃げ切ります。
直前のプレーで相手GKと接触し、右足をかなり痛がっていましたが、最後はエースストライカーが決めてくれます。
クロアチア歴代2位になる32ゴール目が決勝点になり、クロアチアが初の決勝進出です。
決勝戦は、フランスvsクロアチアというカードに。
フランスの20年振り2回目の優勝か、クロアチアの初優勝か、目が離せません。
「レアル・マドリードの法則」か「20年周期の法則」か?
まあ、どっちが勝ってもレアル・マドリードの法則はほぼ受け継がれるでしょうから、20年周期の法則でしょうかね。
となると、優勝はクロアチア!?
〇〇の法則については、こちらをご覧ください。
ただ、クロアチアは3試合連続の延長戦と中3日の休息で、フランスとの消耗度はかなりの違いがあります。
3試合連続の延長戦は、実質1試合多く戦っているということですから。
しかも、その内2試合はPK戦というメンタル的にかなりの負担のかかるもの。
フランスは全て90分で終了、休息日も中4日と1日多い状況。
でも、クロアチアの初優勝にかける意気込みは相当なものがあるでしょう。
いずれにしても、W杯の決勝に相応しい試合を観たいですね。
ようやく寝不足から解放されそうです。(笑)