こんにちは、遼です。
寝不足の毎日が続いてちょっとシンドイです。
なんとも、信じられないことが起こってしまいました。
連日、熱戦が繰り広げられているサッカーW杯で、前回優勝国のドイツがグループリーグで敗退してしまいました。
それも、最終戦の韓国に負け、グループ最下位という屈辱的な成績を残して。
大会前には、連覇の期待もかかっていたドイツです。
一体、ドイツに何が起こっていたのでしょう。
欧州予選をドイツは全勝で通過
W杯の欧州予選でグループCに属するドイツは、全勝で予選通過を決めています。
相手国は、北アイルランド、チェコ、ノルウェー、アゼルバイジャン、サンマリノです。
ホーム&アウェーで対戦、10戦して引き分けも負けも無しの全勝です。
得点43、失点4という圧倒的な強さです。
1試合の平均得点が4点を超えるなんて、ハンパないです。
ちなみに、ベルギーも予選での得点は10試合で43点とハンパないです。(笑)
全勝での予選通過は、欧州だけでなく、世界的に見ても例がありません。
世界中で最も早く予選通過を決めたブラジルでさえ、12勝1敗5分けという成績です。
この成績をみれば、ドイツが優勝候補とされるのは自然なことでしょう。
しかも、17大会連続19回目のW杯出場です。
W杯でドイツは優勝4回、準優勝4回、3位4回、4位1回という素晴らしい成績を残しています。
18大会でベスト4以上が13回という強さを誇っているわけです。
(注)旧西ドイツ時代を含めた成績
まさに、歴代ヨーロッパ最強国と言ってもいいですよね。
コンフェデレーションズカップでもドイツが優勝
コンフェデレーションズカップとは、W杯本大会の前年にW杯の開催国で行われる大会です。
各大陸の王者などの8カ国が参加し、2017年大会は以下の通りです。
・ドイツ (2014年W杯優勝国)
・ポルトガル (EURO2016優勝国)
・チリ (2015年コパ・アメリカ優勝国)
・カメルーン (2017年アフリカネーションズカップ優勝国)
・メキシコ (2013年と2015年CONCACAFゴールドカップ優勝国によるプレーオフ勝者)
・オーストラリア (2015年アジアカップ優勝国)
・ニュージーランド (2016年オセアニアネーションズカップ優勝国)
4ヶ国によるグループリーグ、上位2ヶ国による決勝トーナメントで争われ、決勝でドイツがチリを破って優勝してます。
しかも、ドイツは若手主体のメンバーで臨んでおり、W杯本大会に向けてベテラン勢もうかうかしてられない状況になっていました。
欧州予選で全勝となったことから、若手とベテランがうまく融合された完成度の高いチームになったと言えるでしょう。
W杯のグループリーグでドイツに何があったのか?
前回大会王者、しかも優勝候補としてロシアに乗り込んできたドイツ。
過去のイタリア、ブラジルに続く56年振りのW杯連覇も大きく期待されてました。
グループリーグの組み合わせを見ても、1位通過はほぼ間違いなし、決勝トーナメントを勝ち上がってベスト4入り、決勝でブラジルとあたることも充分に考えられる状況です。
初戦 ドイツvsメキシコ(0-1)
そんなドイツでしたが、初戦で大きくつまずいてしまいます。
過去、本大会では一度も負けたことのないメキシコに痛い敗戦を喫してしまったのです。
守りを固めたメキシコにカウンター攻撃を見事に決められてしまいました。
ドイツ守護神のノイアーですら、如何ともし難い状況でした。
第2戦 ドイツvsスウェーデン(2-1)
第2戦も苦しい戦いが続きます。
負けられないドイツがスウェーデン相手に前半で先制を許す展開です。
しかし、後半開始早々にロイスのゴールで同点に。
ところが、ここからの攻撃が実を結びません。
何度となくスウェーデンゴールに迫りますが、枠を捉えることができません。
しかも、ドイツにさらなる試練が。。。
守りの要であるセンターバックのボアテングが2枚目のイエローカードを受けて退場。
一人少なくなったドイツ、残り時間もわずかとなり、アディショナルタイムに突入です。
誰もが諦めかけていた最後のプレー、ペナルティーエリア横でフリーキックのチャンス。
角度のないところから、味方とのサインプレーでクロースのシュートが決まり、土壇場で勝ち点3をもぎ取ったのです。
まさに、首の皮一枚で残ったという感じ。
最終戦 ドイツvs韓国(0-2)
しかしながら、そんなドイツに勝利の女神が微笑むことはありませんでした。
最終戦の韓国相手に何度となく攻め込みますが、決めきれません。
逆に、後半アディショナルタイムに韓国に先制される展開に。
一度はオフサイドと判定されるも、VAR(ビデオ判定)でゴールが認められます。
シュートした韓国選手は確かにオフサイドの位置でしたが、その前のボールはドイツ選手にあたっているんですね。
なので、オフサイドではないわけです。
グループリーグ突破には、2点が必要になってしまったドイツ。
守護神ノイアーが攻撃参加した隙きを突かれ、2点目を献上しジ・エンドです。
この日のドイツ代表はセカンドユニフォームでしたね。
どうも、セカンドユニフォームにいい印象がないのは遼だけでしょうか?
放送中には、W杯通算得点王(16得点)のクローゼの姿が何度か映っており、思わず「クローゼ出せや!」と叫んでいました。(笑)
W杯のグループリーグ敗退というのは、ドイツサッカー史上初めての惨事です。
しかも、最下位という成績で。
前回大会の準決勝でドイツに1-7という大敗を喫したブラジルでは、その敗戦が「ミネイロンの惨劇」と言われています。
今回は、ドイツにとっては、「ロシアの惨劇」とでも言うのでしょうか。
2010年南アフリカ大会のイタリア、2014年ブラジル大会のスペインに続いての前回王者のグループリーグ敗退という結果になってしまいました。
これが、ジンクスにならなければいいのですが。。。
大会前に2020年までの契約延長をしたドイツのレーブ監督ですが、辞任するのは必至という状況です。
こんなドイツですが、果たして復活はあるのでしょうか。
昔からのドイツファンの遼としては、是非とも再起を期待したいところです。
目指せ、EURO2020優勝!!!
悲報です。
ドイツ敗退はTVゲームに熱中し過ぎた選手がいたのが原因との報道が。。。
まさかとは思いますが、事実としたらとんでもないことです。
ゲキサカから引用