こんにちは、遼です。
前回は、タイ入国までの基本的な流れについてお話ししました。
両替等を済ませて、無事にタイに入国できたら、いよいよ現地での行動がスタートします。
まずは、タイでの拠点ともなるバンコク市内へ行くことが最も多くなるでしょう。
今回は、スワンナプーム国際空港からバンコク市内へのアクセスについて見てみましょう。
スワンナプーム国際空港からバンコク市内へのアクセスは?
バンコク市内へ移動するには、いくつかの方法があります。
1.電車
2.タクシー
3.リムジンバス
この中でも、最も簡単で安くて早く移動できるのが電車です。
その昔は、空港からはタクシーやバスしかなかったのですが、2006年のスワンナプーム国際空港の開設に併せて市内との鉄道網が整備されました。
「エアポートレイルリンク」と呼ばれる電車を使うのがお勧めです。
終点のパヤー・タイ駅まで行って、そこでBTSに乗り換えるのがいいでしょう。
ホテルの場所にもよりますが、歓楽街のナナプラザやソイカウボーイ等であれば、BTSスクンビット線のナナ駅やアソーク駅あたりが便利です。
日本人駐在員の多いプロンポン駅も便利です。
いずれもパヤー・タイ駅から1本で行けます。
また、パッポンやタニヤに行くには、BTSシーロム線のサラデーン駅が便利です。
パヤー・タイ駅からBTSスクンビット線に乗って、サヤーム駅でBTSシーロム線に乗り換える必要があります。
料金と所要時間の目安、運行時間
1.エアポートレイルリンク
6:00~24:00まで約15分間隔で運行
空港~パヤー・タイ駅:45B、30分
2.BTS
6:00~24:00まで5~10分間隔で運行
パヤー・タイ駅~ナナ駅:33B、10分
切符の買い方とその使い方
1.エアポートレイルリンク
空港では、地下1階に乗り場があります。
自動券売機がありますが、何故か紙幣が使用できないことがあります。
このため、有人の券売所で切符を購入するのが無難です。
切符と言ってもプラスチック製の黒いコインです。
入場する時には、このコインを改札機のセンサー部にタッチします。
出場する時には、このコインを投入口に入れます。
2.BTS
BTSは「Bangkok Mass Transit System」の略で、別名「スカイトレイン」とも呼ばれています。
スカイトレインと呼ばれるのは、地下ではなく高架線上を走っているからですね。
BTSには2路線あり、スクンビット線とシーロム線です。
切符は、自動券売機で購入します。
0.目的地までの運賃を確認する
1.その金額のボタンを押す
2.金額分の硬貨を投入する。
3.カードが出てくる。
4.お釣りは下の口から出てくる。
日本の自動券売機のように先にお金を入れてもダメです。
使える硬貨は1・5・10Bだけで、2Bは使えません
そのカードを改札機に挿入して入出場します。
入場時には、戻って来るのを取り忘れないようにしましょう。
尚、残念ながらほとんどの自動券売機では紙幣は使えません。
そのため、有人窓口で両替してもらう必要がありますが、朝夕のラッシュ時にはかなり混雑します。
不思議なことに、有人窓口では切符の購入はできず両替だけです。
このため、両替で並んで、また切符を買うために並ぶという二重苦が待ってます。
ここがタイらしいといえば、タイらしいのでしょうね。(笑)
硬貨は多めに確保するようにしましょう。
但し、回数券等の購入は有人窓口になります。
[バンコク路線図] さくらサービスから引用タクシー
荷物が多くて電車の利用が難しい場合には、タクシーかホテルのリムジンバスを利用することになります。
ただ、料金が高めなのと渋滞で時間がかかるのが難点です。
声をかけてくるタクシー運転手等は、怪しいのが多いので相手にしない方が無難です。
自分からそれらの専用カウンターに出向いて確認するようにしましょう。
タクシーはメータータクシーを利用し、メーターが動作しているのを確認しましょう。
メーターを動作させずに、金額を言ってくる運転手もいるので注意が必要です。
メーター料金+手配料50Bが運賃となります。
有料道路を使用した場合には、別途必要になります。
バンコク市内までは、300B程度になります。
尚、安い路線バスも走ってますが、ほとんどが地元の人向けなので、旅行者には不向きです。
地元の地理に詳しくないと、どこで降りていいのかが全くと言っていいほどわかりません。
LCCを利用した場合には、スワンナプーム国際空港ではなく、昔からあるドンムアン国際空港を利用することが多くなります。
この場合には、電車はないのでタクシーの利用が一般的です。
メータータクシーのカウンターで目的地のホテルを伝え、車を手配してもらいます。
バンコク市内までは、250B程度になります。