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タイの入国手続きの基本手順について =空港での両替や税関申告など=

投稿日:2017年8月23日 更新日:

こんにちは、遼です。
今回、久し振りにタイツアーに参加してきました。

ツアーと言っても、一人で行ったんですが。(笑)
昔からの友人と現地集合、現地解散でタイの旅を楽しんできました。

これから数回に渡って、その道中の一部始終をお送りしましょう。
初めてタイに行く人にとっても、参考になるような話を中心にしていきたいと思います。

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タイの入国手続きの基本手順について

ビザについて

観光でタイを訪れる場合には、30日以内の滞在であればビザの取得は必要ありません。

空路で入国すると30日間、陸路や海路で入国すると15日間の滞在が可能です。

31日以上の滞在には、事前に観光ビザの取得が必要になります。

気を付けたいのが、タイ入国後に陸路でビエンチャン(ラオス)等に行って帰った場合です。

滞在可能期間が、当初の30日間ではなく、再入国してからの15日間に短縮されてしまいます。

このため、長期滞在する場合には、その辺りもよく考えてからスケジュールを立てましょう。
 
 
数年前、ウドンタニから日帰りでビエンチャンに行ったところ、滞在可能日数が少なくなっててヒヤッとしたことがあります。

幸い、旅の後半だったので全く問題ありませんでしたが、早い日程でビエンチャンに行っていたら、どうなったかわかりませんね。
と言っても、どうもこれを回避する裏技があるようです。

また、パスポートの有効期限が6ヶ月以上残っていないと、入国することができないので確認しておきましょう。
 
 

入出国カードの記入

通常、行きの飛行機内で「入出国カード(Arrival/DepartureCard)」が配布されます。

これに必要事項をきちんと記入しておきましょう。

不備があると、入国審査時に突き返されてしまいます。

ビザ番号以外は、必要になるのでしっかり記入しておきます。

ただ、職業や収入については、よっぽどのことがない限り、適当に書いておいても問題ないでしょう。

忘れやすいのが、「署名欄(Signature)」です。

ここには、パスポートの署名と同じ書体で署名をしておきましょう。

まあ、普通に漢字で書いておくのが無難なのですが。
 
 
最近、書式が変更になっています。

以前は、電話番号やメールアドレスの記入欄はなかったのですが、追加されています。

尚、ホテルチェックイン時にもメールアドレスの記入を求められるようになってきました。

[入出国カード(表)]
[入出国カード(裏)]

主な記入例を紹介しましょう。
【DEPARTURE CARD】
 出国時に必要となる情報です
・Family Name:苗字
・First & Middle Name:名前(ミドルネームがある場合はそれも記入)
・Date of Birth:生年月日(日/月/年)
・Passport no.:パスポート番号
・Nationality:国籍(例:日本人ならJanapnese)
・Flight no./Vehicle no.:帰国時の便名
・Signature:署名

【ARRIVAL CARD】
 入国時に必要となる情報で、切り取られて回収されます
・Gender:性別 Male:男性 Female:女性
・Occupation:職業(例:先生ならTeacher)
・Country Where You Boarded:到着便に乗った国(例:直行便ならJapan)
・Purpose of Visit:渡航目的(例:観光ならSightseeing)
・Length of Stay:滞在期間(例:1週間なら7days)
・Residence City/State:市/県(例:Shinjuku/Tokyo) Country of Residence(例:Japan)
・Address in Thailand:タイ滞在時の住所(例:宿泊するホテル)
・Telephone:電話番号(例:携帯持参ならその番号)
・Email:メールアドレス

 この電話番号とメールアドレスは、あれば記入しておきましょう。
 ただ、ない場合には、記入しなくても大丈夫そうです。

【裏面も忘れずに!】
・Type of flight:飛行機の種類 通常は「Schedule」をチェック
・Is this your first trip to Thailand?:タイ訪問が初めてなら「Yes」にチェック
・Are you traveling as part of a tour group?:ツアー旅行なら「Yes」にチェック
・Accommodation:宿泊場所(例:Hotel)
・Next city/Port of disembarkation:次の目的地(例:Narita)
・Purpose of Visit:渡航目的(例:Holiday)
・Yearly Income:年収(例:20,001-60,000US$)

入国審査時には、パスポートに滞在有効期限のスタンプが押され、DepartureCardが戻ってきます。

このDepartureCardは、出国時に必要になるのできちんとパスポートに挟んでおきましょう。

以前は、パスポートにホッチキス止めされたのですが、今回は挟んだままでした。

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空港での両替は必要か?

初めてタイを訪れる人は、タイの通貨を持っていないはずです。
事前に日本で両替してきた人は別ですが。

普通は、交換レートが悪いため、事前に両替する人は滅多にいないでしょう。

そのため、まずは入国審査を受ける前に空港内で両替するのが一般的です。

ただ、街中の両替所に比べて交換レートが悪いので、必要最小限の両替に留めておきましょう。

1万円程度で充分かと思われます。

空港からバンコク市内、或いはパタヤ等に行くまでに必要なバーツがあればいいです。

バンコク市内なら、電車で100Bほどで行けるでしょう。
パタヤなら、バスで150~250B程度、タクシーで1500B程度となります。

ホテルチェックイン時に「デポジット(預かり金)」で1000B程度必要になるところもあるので、それらを合わせると1万円程を両替しておくのがいいでね。

2017年8月現在で、1B(バーツ)≒3.33円です。(街中の両替所)
1万円を両替すると約3000Bになります。
その昔は、1万円で4000Bになったこともあるので、随分円安になってしまいました。(泣)

尚、空港内には、いくつかの両替所がありますが、基本的にレートは同じはずです。
空いている所で両替すればいいでしょう。

スワンナプーム国際空港では、24時間営業しているので深夜や早朝でも両替できるので安心です。

とは言え、深夜到着では交通手段がタクシーしかなくなる可能性が大きいので、事前によく確認しておきましょう。

タイは比較的治安が良いのですが、それでも深夜の行動は気をつけなければいけません。
 
 

新情報!交換レートのいい両替所

スワンナプーム国際空港でも街中とほぼ同じレートで両替できるところがありました。

場所は、地下のエアポートレイルリンクの入口近辺です。

空港内では、空港レートが適用されるため、どうしても街中のレートより悪くなってしまいます。

しかし、エアポートレイルリンクの入口近辺は空港外ということになり、街中と同等のレートが適用されます。

特に、バンコク市内に電車で行く場合には、移動途中になるのでこれを使わない手はありません。

バスやタクシーを利用する場合でも、ちょっと寄り道して両替しておくといいですね。

5つほどの両替所があります。

・Value Plus
・Super Rich
・HAPPY RICH
・YENJIT EXCHANGE
・SUPERRICH THAILAND

レートはほとんど同じようなもの(1万円で5~10B程度の差)なので、混んでないところがいいです。
勿論、しっかりとレートを比較するのは忘れないようにしましょう。

(注)エアポートレイルリンクの入口付近でも、動く歩道の手前にある両替所は空港内になるので避けましょう。

プーケット島やサムイ島などに行くためにスワンナプーム空港でトランジットする場合には、この両替所は使えません。
残念ながら、レートの悪い空港内で両替するしかないです。
 
 

入国審査

空港について最も時間のかかるのがこの入国審査です。
色々な国からやってきた人達が長蛇の列を作っていることが多いです。
その列の最後尾を探して、そこに並んで待つしかありません。

長い場合には1時間以上も並ばなければいけないこともありますが、仕方ありません。

入国審査官によって手際の良し悪しがあって、スムーズに流れていく場合や全然流れない場合があります。

特に、隣の審査官とおしゃべりをしながら進めている審査官がいるとイライラします。

この辺はやっぱりタイなんだな~、とじっと我慢するしかないのでしょうね。

何度行っても、効率化をしようとする気配がありません。(笑)
 
 
自分の番がきたら、パスポートと入出国カードを提出して、カメラを見ながら待っていましょう。
問題なければ直ぐに終わります。

パスポートのスタンプと出国カードを確認しましょう。
稀に、スタンプがあらぬ場所に押されていたりすることもあります。

普通の感覚では、最初の空白ページに押しますが、なぜか数ページ飛ばして押されてました。
この辺もやっぱりタイなんですね。
いい加減です。(笑)

尚、ビジネスクラスやファーストクラスの乗客は専用ゲートで早めの入国審査が受けられるようです。
やっぱり、モノを言うのは金の力なんですね。
 
 

手荷物の受け取り

無事に、入国審査を通過した後には、出発空港で預けた荷物を受け取ります。

便名毎のターンテーブルに乗客の預けた荷物が順次出てきます。

万が一、スーツケースが破損していたり、出てこない場合には、その旨を申し出るようにしましょう。

海外では荷物がかなり乱暴に扱われるので、スーツケースそのものが壊れてしまうことも珍しくありません。

また、考えたくないことですが、荷物があらぬところ(違う国など)へ行ってしまうということもあります。

このため、貴重品は必ず手荷物として自分で管理することが大事です。
 
 

税関申告はどうする?

普通の人では全く気にする必要はありません。

「Nothing to Declare」という緑の表示のある出口をそのまま素通りすれば大丈夫です。
稀に、パスポートや荷物のチェックを受ける程度です。

万が一、米ドルで2万ドル相当以上の外貨を持っている場合には、「Declare」という赤い表示カウンターで申告が必要となります。

ざっと、200万円以上なのでまず該当することはないですね。

ただ、気を付けたいのが、タバコです。

日本の出国時に免税店で購入できますが、タイに持ち込みできるのは1カートンまでです。

帰国時には2カートンまで購入できるので、行きに間違えて2カートン買わないようにしましょう。
 
 
以上で、入国までの手続きは終了です。

時間のかかるところもありますが、日本とは違うということである程度は我慢が必要ですね。

まあ、トラブルなく進めばラッキーと考えた方が何かと楽です。

ここでいちいち憤慨していたら、その先も大変ですから。(笑)

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