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海外旅行での生水は?水を持参する?機内持ち込みは大丈夫?

投稿日:2017年6月16日 更新日:

 そろそろ夏休みの海外旅行が気になる頃ですね。

 そんな海外ですが、気を付けないといけないのが飲水です。

 普段、日本で生活しているとほとんど気にならないのですが、海外では生水を飲むのは避ける人が多いと言われています。

 それは、生水を飲むと下痢を起こしたり、お腹が痛くなったりすることが多いからです。

 でも、なぜなのでしょう。
 どうして下痢を起こしたり、お腹が痛くなるのでしょうか。

 今回は、海外旅行での飲水について見ていきましょう。

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海外旅行では生水を飲むと下痢しやすい?

 日本の水道水と海外の水道水の大きな違いは、主に2つあります。
 一つが硬度の違いです。
 もう一つが、細菌類の有無です。

 それぞれ見ていきましょう。

1.硬度

 硬度とは、文字通りに解釈すると「硬さの度合い」です。
 えっ、水に硬さなんてあるのと思うかもしれませんね。

 この場合の硬度は、水1L中に含まれるミネラル(カルシウム、マグネシウム)の量(mg)で表します。
 WHO(世界保健機関)では、硬度が120以上を硬水、120未満を軟水と定義しています。

 日本の水道水は、ほとんどが軟水になります。
 これに対して、ヨーロッパやアメリカではほとんどが硬水です。

 天然の水は、降った雨や雪解け水などが大地に染み込んで湧き出てきたものです。
 その過程で地中のミネラルを吸収してくるのですが、ヨーロッパやアメリカでは広大な大陸を通るためにその量も多くなって硬水になりやすいのです。
 一方、国土の狭い日本ではミネラルの吸収量が少なく、軟水になりやすいのです。

 普段から軟水に慣れた状態の身体にいきなり硬水が入ってくると、身体が上手く処理できなくなり、下痢を起こしたりお腹が痛くなったりしてしまうことがあるのです。

2.細菌類

 日本と海外の水道事情を比較した場合、日本ほど浄水がしっかりした国はありません。

 日本では、浄水場で確実に処理するため、細菌類もほとんど死滅しており、それによって感染症になることはまずないです。
 その反面、カルキ臭などが強くて飲みにくいといったことがあるのですが。。。

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 一方、海外、特に衛生状態が劣っている東名アジアやアフリカなどでは、充分な浄水がされてない国が多いのです。
 細菌類だけでなく、酷いところではボウフラなどが混ざっているということもあるそうです。
 また、大雨が降ると蛇口から濁った水がでるということもあります。

 このような水をそのまま飲めば、下痢や腹痛程度では済まないこともあるので充分に注意したいところです。

 このようなことから、海外ではミネラルウオーターを飲むことが大事になってきます。
 ただ、気を付けたいのが、レストラン等のジュースに入っている氷です。
 水道水をそのまま凍らせたものもあるので、油断はできません。

 因みに、私もその昔アフリカで生活したことがあり、当初は水道水を煮沸消毒してました。
 ただ、そのうち面倒になってきて、生水を飲むようにしちゃいました。
 まあ、ある程度慣れればなんとかなるもんです。

 とは言え、短期滞在の海外旅行ではそんな無茶はしないで下さいね。
 長期滞在で、充分慣れてきてからでないとえらい目に遭うかもしれませんよ。
 
 

海外旅行では水を持参した方がいい?機内持ち込みは大丈夫?

 このような事情があることから、海外旅行に行った時には、水道水をそのまま飲むのは避けた方が無難です。
 スーパーやコンビニ等でミネラルウォーターを買って飲むようにしましょう。

 でも、初めて行く国ではそのミネラルウオーターもすぐには買えない場合もあるかもしれません。
 そのため、日本から持参するということも考えてもいいですね。

 ただ、その場合に困ることがいくつかあります。

1.機内持ち込みができない

 国際線では、100mlを超える液体は機内に持ち込みができません。
 そのために、搭乗前に受託手荷物として預けなければいけません。

 そこで心配なのが、スーツケース内でボトルが破損して中身が漏れてしまうことです。
 そのため、破損しないように工夫したり、ジップロック等に入れるなどして万一に備えるようにしましょう。

2.受託手荷物が重くなる

 海外旅行では、普通でも荷物が多くてスーツケースがパンパンになってしまうものです。
 そこに、ミネラルウォーターを入れるとなると、かなりの重さになってしまいます。

 1.5Lのボトルを2本入れると、それだけで約3Kgになってしまいます。
 そのため、下手をすると重量超過で追加費用を払わなくてはいけないことも考えられます。

 この重量については、航空会社や座席のクラス等によって変わってくるので事前に確認しておくといいですね。
 一般的にエコノミークラスの場合では、20~30kgまでが無料になっていることが多いです。

 尤も、ビジネスやファーストクラスに乗れるような余裕のある人は、あまり気にする必要はないでしょうが。。。

 機内持ち込みについての詳細はこちらで確認してみてくださいね。
 
 

まとめ

 海外旅行に行った際には、現地の生水を飲むのは避けた方が無難です。
 飲み慣れない硬水や細菌類の含まれた水を飲むと、下痢やお腹が痛くなったり、感染症にかかってしまうこともあります。

 折角の旅行が台無しになってしまう恐れが大きいので、気を付けましょう。
 現地のスーパーやコンビニでミネラルウォーターを買って飲むのがいいですね。

 ただ、直ぐに買えない場合などに備えて、持参するのもいいかもしれません。
 その場合には、受託手荷物として預けるようにします。
 スーツケース内でボトルが破損しないようにしたり、万一に備えてジップロック等に入れておくといいですね。

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