海外に行って困ることは、言葉が通じないことですね。
当然、海外では日本語を話せる人は限られてしまうので、多くの国では日本語が通用しません。
そのため、世界でよく使われている英語が必要になってくることが多くなります。
でも、日本人では英語をきちんと話せる人は少ないのが実情です。
最近でこそ、小学校でも英語の授業があり、子供の頃から英語、特に英会話に接する機会が増えています。
ただ、その昔は読み書きだけの英語で、あまり会話をすることはありませんでした。
そのため、読み書きはそこそこできても、会話がからっきしダメという人も少なくありません。
そんな状態で海外旅行に行くのは、どうしても不安になってしまうものです。
今回は、海外旅行で英語が話せないのは大丈夫なのかということについて見ていきましょう。
特に大事な場面となる空港やホテル、レストランなどではどうすればいいのかも見てみましょう。
海外旅行で英語が話せないのは大丈夫?
結論から先に言うと、英語がほとんど話せない状態でも海外旅行に行くことにはあまり問題はありません。
勿論、英語が話せた方が遥かに便利なのですが、旅行程度では英語が話せなくても何とかなってしまうものです。
そもそも、海外であっても英語が通じない国や地域はたくさんあるのです。
現地の言葉でないと通用しないというのは、決して珍しくありません。
そのため、行き先によっては、英語ではなく現地の言葉を勉強しておいた方がいいこともあるのです。
この現地の言葉を話すメリットには、主に次のようなことが挙げられます。
・好意的に受け入れてくれる可能性が高くなる
・買い物等の値段交渉に有利に働く
・詐欺等の犯罪の防止効果が高くなる
これは、日本に旅行に来た外国の人が日本語で話をすることを考えてみると理解しやすいでしょう。
このため、海外旅行に行く国が決まったら、まずはその国の公用語が何で、英語がどの程度通じるのかを調べることが大事になります。
英語があまり通じないのであれば、むしろその国の言葉を勉強しましょう。
勿論、挨拶と数字程度の初歩的な会話で充分です。
というか、初めての言葉ではそれを身につけるだけでも結構大変ですから。
英語の通じる国の場合では、簡単な会話集でも持参するといいですね。
旅行の場面を想定したトラベル会話集は、幾つもの種類が出ています。
いざとなったら、それを見せて指差しでも何とかなるものです。
勿論、身振り手振りのゼスチャーでも結構通じるものなので、怖れずに試してみましょう。
尚、相手の言っていることがわからない場合には、聞き直すようにします
よくわからないのに、「イエス」などど返事をしてはいけません。
思わぬトラブルに巻き込まれてしまうこともありますので。。。
海外旅行の英語 空港やホテル、レストランではどうすればいい?
海外旅行では、ある程度の想定できる場面があります。
それは、空港やホテル、レストランなどです。
これらの場面でも、英語ができるのに越したことはありません。
ただ、そうでなくてもあまり心配しなくても大丈夫です。
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
空港
空港では、飛行機のチェックインや荷物の受け渡し、出入国の手続き、税関などを必ず通過するものです。
ただ、それでも事前に準備しておけば問題になることは少ないものです。
飛行機のチェックインでは、eチケットとパスポートを提示して荷物を預ける程度です。
座席の窓側か通路側かを聞かれることがあるかもしれませんが、予め考えておけばいいです。
窓側:a window seat
通路側:an aisle seat(aisleはアイルと発音)
出入国でもパスポートと事前に記入した入国カードを提示すれば概ね問題ありません。
税関では、免税であればそのまま素通りです。
ただ、課税対象になるようなものを持っている場合には、きちんと申告しないといけません。
面倒を避けるためには、余計なものは持っていかないのがいいですね。
ホテル
チェックイン時にパスポートとバウチャー(予約確認書)を提示して、宿泊カードに必要事項を記入します。
この際に、ホテルによっては、デポジット(預かり金)を求められることがあります。
現金かクレジットカードになりますが、フロントの人に確認しましょう。
英語で何と言うのかわからなければ、現物提示で確認できます。
レストラン
旅行者が行くようなレストランでは、メニューが用意されていることが多いです。
文字だけだと判断しにくいですが、写真が載っていればそれである程度はわかるものです。
よくわからない場合には、周りのお客さんの食べているもので美味しそうであれば同じものを注文するという方法もあります。
勿論、そのお客さんに失礼にならないようにしないといけませんが。
これらの場面では、ある程度の状況が想定できることが多いものです。
いわば、パターン化してくるので、何回か経験すれば慣れてくるでしょう。
どうしてもわからない場合には、トラベル会話集の例文等を指差しするのもいいですね。
尚、ツアー等で添乗員や現地ガイドなどがいれば、大抵のことはやってもらえるので大丈夫です。
個人で行動する時にだけ、注意すればいいですね。
まとめ
海外旅行でも英語が話せないのは、大きな問題にはなりません。
勿論、話せる方が何かと便利ですが、旅行では身振り手振りでも何とかなるものです。
むしろ、英語が通じない国では、現地の言葉を勉強していった方がスムーズにいくこともあります。
簡単な挨拶や数字程度でいいので、覚えて行くといいでしょう。
海外旅行では、ある程度の場面は想定できます。
特に、空港やホテル、レストランなどでは、予め用意しておけばほとんど英語を話さなくても大丈夫です。
心配な場合には、旅行会話集を持っていって指差しでも大丈夫です。
なかなか思うように行かないこともあるのが海外旅行です。
それも、一つのハプニングとして楽しめるといいですね。