GWも終わって普段の生活に戻っていることでしょう。
旅行や行楽等では、しっかりと楽しめましたか。
ちょっと満足できなかったり、不完全燃焼なんてことはないですか。
そんな場合には、次の機会にリベンジしてしましょう。
休みの取れなかった場合にも、次回はしっかりと休んで下さいね。
そんなことで、次の長期休暇には海外旅行へ行こうと思っているかもしれません。
特に、夏休みは海外旅行には最も適した季節ですよね。
でも、日本と違う外国では、いろいろとトラブルに巻き込まれやすいのも事実です。
今回は、海外旅行のトラブルでよくある事例について見ていきましょう。
そして、そんな場合にはどこに相談してどのように対処するのがいのかも見ていきましょう。
海外旅行のトラブルでよくある5つの事例とは?どこに相談しどう対処する?
海外では、日本と習慣や考え方等の違いも大きく思わぬトラブルに遭遇することがよくあるものです。
そんなトラブルでよくある5つの事例を対処と併せてご紹介していきます。
1.交通機関の遅れや欠航
日本の交通システム、特に電車は世界一正確です。
首都圏の地下鉄などは、数分間隔できっちり運行されていますよね。
しかしながら、海外ではそのようなことはまずありません。
数分~数十分程度は誤差の内で、定時運行するのが珍しいくらいです。
それが当たり前と思って余裕を持って計画を立てましょう。
勿論、遅れるのが当たり前といっても、予定より遅く行動してもいいということではありません。
飛行機なども天候によっては遅れたり、欠航になったりするのは珍しくないです。
電車やバスもその時の状況次第といった面があります。
【対処】
その場合でも慌てずに落ち着いて対処することが大事です。
これもハプニングの一つと思うくらいの余裕がほしいものです。
そのようなハプニングの方が、却っていい思い出になることもあるのです。
私もその昔、予定の飛行機が大幅に遅れたことがあります。
ただ、通常よりも早くチェックインしたため、それより早い便に変更してもらえたことがありました。
尚、パッケージツアーで添乗員や現地スタッフがいる場合には、基本的には彼らに任せます。
ただ、希望等を伝えるのはいいのですが、それが全て通るとは限りません。
現地の状況に詳しいスタッフが交通機関と掛け合って、最善の対処をしてくれます。
2.ホテルの予約がない
海外旅行では、飛行機や電車、バスなどを乗り継いでようやく到着ですよね。
でも、いざ、ホテルにチェックインしようとしたら、予約がされてなかった、ということも珍しくありません。
年末年始などの繁忙期などには起こりやすいものです。
【対処】
いきなりクレームをつけても何も解決しませんので、落ち着いて対処しましょう。
バウチャー等には旅行代理店の連絡先が記載されていますので、ホテル側から連絡をしてもらい、確認をとるようにします。
その結果、代わりのホテル等の何らかの解決策を提案してもらえます。
ただ、夜遅いと連絡が取れないこともあるので、ホテル側との交渉になることもあります。
尚、添乗員や現地スタッフがいる場合には、基本的には彼らに任せるようにします。
3.貴重品等の紛失や盗難等
海外でよく起こるトラブルに貴重品等の紛失や盗難などがあります。
特に、スリや強盗などによる被害は日本では考えられないくらい頻繁に起きます。
たとえ、昼間でも、相手が子供でもスリや強盗に遭うことがあります。
いかにも観光客といった格好や振る舞いはできるだけ避けるようにしましょう。
また、あまり高級な服装はしない方が安全です。
そして、貴重品の入ったハンドバック等は身体の前に持つようにすることが大事です。
【対処】
万一、被害に遭ってしまったら、まずは警察に行って被害届けを出しましょう。
クレジットカード等の場合には、カード会社に連絡して利用停止にしてもらいます。
パスポートの場合には、その後日本大使館へ行って届け出を出します。
詳しくは、こちらをご覧下さい。
海外旅行ではパスポートの管理はどうすればいい?紛失したら再発行はどうする?
ただ、届けを出しても戻ってくる可能性は極めて低いので期待はできません。
尚、旅行保険に入っていれば、ある程度の補償してもらえるので安心ですね。
4.詐欺等の犯罪被害
スリや盗難と並んで多いのが、詐欺等の犯罪被害です。
空港や観光地などで知らない人が声をかけてきても相手にしないことです。
空港の到着ロビーでは、悪質なタクシーの客引きや迎えを装った偽ガイドなどの被害が多く発生しています。
事前に旅行者名簿を入手したり、スーツケースの名札などから名前を知ることがあるので、注意しましょう。
観光地では、ガイドや店がグルになって、高額のものを買わせたり、ボッタクリしたりすることも多いです。
特に、日本語で言葉巧みに話しかけてくる場合には要注意です。
まともな人は、知らない人に声をかけることはまずありません。
男性の場合には、綺麗なお姉さんに気をつけましょう。
下心に付け入れられる可能性が高いですよ。(汗)
万一、麻薬が絡んでくると、国によっては最悪死刑になることもあるので怖いです。
【対処】
詐欺等にあった場合には、それを取り戻すのは極めて困難です。
このため、未然に防ぐことが大事になってきます。
それには、あまり隙を見せないことです。
まあ、アイスクリームをかけたりして隙を作られたりすることもあるのですが。。。
詐欺師は、じっくりとカモを狙っているものです。
また、話しかけられても毅然とした態度を取るようにしましょう。
この時に、片言でもいいので現地語で対応すると反応が違ってきます。
簡単な挨拶や数字程度は覚えておくと色々と役に立ちます。
おかしいと感じたり、被害にあったら、直ぐに警察に行くようにしましょう。
5.病気や怪我
慣れない場所では、疲れが出たりして体調を崩しやすくなります。
このため、余裕を持った行動をして無理をしないことです。
それでも、体調不良を起こしたり、怪我などをしてしまうことがあります。
また、現地の飲水には注意が必要です。
ミネラルウォーターを飲むようにして、生水は避けるようにします。
気をつけたいのが、レストランなどで出されるジュースなどに入った氷です。
生水をそのまま凍らせたものが多いからです。
【対処】
念のため、胃腸薬や風邪薬程度は持参するとよいでしょう。
それでも、治まらない場合には、病院で診てもらうしかありません。
言葉の問題がある場合には、添乗員や現地スタッフなどに応援できるか相談しましょう。
医療費は全額負担になるのでまずは自分で支払います。
旅行保険等に入っていれば補償してもらえることが多いので、診療明細や領収書をもらうようにします。
いかかでしたか。
ちょっと気をつけていれば大抵のトラブルは防げるものです。
とはいえ、自分ではどうしようもないトラブルもあります。
その場合でも、落ち着いて対処していきましょう。
そのような場合に備えて、保険等に入るなどの準備もしておくといですね。