こんにちは、遼です。
土用の丑の日に思い出すものは、やっぱりうなぎですよね。
日頃は滅多に口にしなくても、この時だけは奮発してうなぎを食べる人も多いことでしょう。
ちょうど、夏バテ気味で疲労回復も兼ねてうなぎを食べたい時期でもあります。
でも、うなぎでなくても、夏バテにいい食べ物はあるはずです。
それに、土用の丑の日には、「うのつく食べ物を食べるといい」とも言われれています。
勿論、うなぎもそのうちの一つなんですが、うなぎの他にうのつく食べ物にはどんなものがあるのでしょうか。
今回は、うのつく食べ物を探せ、ということで行ってみましょう。
また、うなぎの代用になるものも見ていきましょう。
土用の丑の日、うのつく食べ物とは?
世の中に、「うのつく食べ物」は色々なものがあります。
その中でも、土用の丑の日にふさわしく、夏バテ解消にもいいものを見ていきましょう。
うどん
「うどん」は一年中食べることができますよね。
でも、この暑くて食欲のない時期でも、冷やすと食べやすく食が進むものです。
すりごまや七味などを薬味にすると、疲れた身体にもってこいですね。
うどんは、比較的消化がいいので、弱った胃腸にも優しい食べ物と言えるでしょう。
梅干し
名前を聞いただけで、口の奥に唾液が出てきそうです。
唾液には、糖質を分解する働きがあるので、食事はよく噛んで食べるといいと言われますよね。
「梅干し」には、クエン酸などの有機酸によって疲労の元になる乳酸を分解する働きがあるとされています。
そのため、夏バテの解消にはピッタリの食べ物でもあるんですね。
また、梅干しは、よくお弁当のご飯に入れられることがありますが、それは殺菌効果があるためなんです。
暑い時期のお弁当はどうしても傷みやすく、長時間の保存が難しいものです。
そのために、梅干しがよく使われているのです。
「梅干しは医者いらず」とも言われる程、身体にとっていい食べ物なんですね。
でも、塩分の摂り過ぎになるので、1日1粒にしておきましょう。
瓜(うり)
これは、「スイカ」や「キュウリ」などのウリ科の野菜のことを指しています。
スイカやキュウリは夏が旬の野菜で、そのほとんどが水分です。
暑い夏にこれらの野菜を食べることで、体温を下げて快適に過ごせるようになります。
スイカには、リコピンやβ-カロテンなどの抗酸化作用のある栄養が実は多く含まれているんです。
リコピンと言うとトマトを思い出すかもしれませんが、スイカの方が多いのは意外ですよね。
キュウリは、栄養のない野菜と思われているかもしれませんが、カリウムやβ-カロテンも結構含まれているんです。
夏バテで疲れた身体を癒すためには、手軽に食べられるのがいいところです。
スイカは、塩を振って食べると甘さが引き立って美味しいですね。
キュウリは味噌を付けてモロキュウにすると、栄養価が増すので効果的です。
土用の丑の日、うなぎの代用になるものは?
土用の丑の日のくらいは、うなぎを食べたいものですよね。
とは言え、ちょっと懐が寂しいとか、そもそもうなぎは好きじゃないし、という場合には他のもので代用するのもいいかもしれません。
そこで、登場するのが「あなご」です。
あなごはうなぎと見た目が似ているので、その代用にしてもおかしくないものです。
しかも、うなぎは蒲焼き以外に食べ方がほとんどありませんが、あなごは結構多彩です。
蒲焼きや天ぷらを始め、寿司ネタにもよく使われています。
蒲焼きにしてしまえば、うなぎと見た目だけでなく、味もそこそこ近い感じがしてしまうのは気のせいでしょうか。
しかも、あなごの旬は、ちょうどこの夏の時期でなんですね。
夏の時期のあなごは、脂身が少なくさっぱりした味になるのが好まれるんですね。
ただ、うなぎの旬と同じ秋から冬の脂が乗った時期のあなごも人気があって、好みが分かれるところではありますが。
さらに嬉しいのは、値段が手頃で実に懐に優しいんです。
あなごの値段は、概ねうなぎの1/2~1/3程といったところです。
また、あなごは、栄養的にもうなぎに匹敵するものがあります。
タンパク質やビタミンA、ビタミンD、ビタミンEを始め、DHAやEPAなども豊富で値段の割に栄養価が高く、コストパフォーマンスに優れていると言えるでしょう。
うなぎ程のこってりした味わいは期待できないこともありますが、あなごも捨てたもんじゃないですね。
ということで、今年の土用の丑の日には、あなごに挑戦してみませんか。
まとめ
土用の丑の日には、「うのつく食べ物を食べるといい」と言われれていますよね。
うのつく食べ物には次のようなものがあります。
うどん
夏バテで弱った胃腸には消化にいいうどんもいいものです。
冷やして食べると、さっぱりして食も進むものです。
七味やすりごまなどの薬味を添えると、栄養的にも効果が高くなってきます。
梅干し
疲労回復を始め、様々な健康効果があるとされているのが梅干しです。
「梅干しは医者いらず」とも言われている程です。
1日1個の梅干しで、夏バテを乗り切りましょう。
瓜(うり)
スイカやキュウリに代表される野菜で、夏の暑い身体を冷やしてくれます。
栄養的にも決して見劣りしないものが含まれています。
スイカには塩、キュリには味噌を付けて旨さが倍増していいですね。
また、うなぎの代用になるものとして、「あなご」が挙げられます。
蒲焼きにもでき、見た目や味もうなぎに近いこともあってお勧めです。
あなごは値段の割に栄養価が高いので、コストパフォーマンスに優れていると言えるでしょう。
今年の土用の丑の日には、懐にもやさしいあなごに挑戦してみてはどうですか。