こんにちは、遼です。
眠れない日々は、なかなか終わりません。
決勝トーナメント1回戦は、1日2試合が4日続くので、体力的に最も厳しいです。
深夜の放送を見るのは大変ですから。。。(笑)
でも、4年に1回のお祭りなので、目一杯楽しみたいです。
メッシを擁するアルゼンチンは、またしてもW杯で敗退してしまいました。
バルセロナでは、数々の栄光を掴んでいるメッシです。
しかし、アルゼンチン代表としての栄光を未だに掴み取ることができず、今回のW杯が年齢的にも最後のチャンスと思われてました。
メッシは真のアルゼンチンの英雄にはなれないのでしょうか。
次世代スターの活躍!新旧世代交代の予感。。。
最終戦で勝ってグループDを2位で突破したアルゼンチンの対戦相手はフランスです。
フランスはグループCを苦しみながらも2勝1分けの首位で突破してます。
そのフランスの注目選手は、なんと言っても19歳のキリアン・エムバペです。
16歳でトップデビューしたモナコでは、翌シーズン44試合で26ゴール、14アシストの大活躍。
モナコのリーグ優勝とチャンピオンズリーグのベスト4進出に大きく貢献してます。
翌年には歴代2位となる約230億円でパリ・サンジェルマンに移籍してます。
同じ年にはネイマールが史上最高額の約280億円でバルセロナから同じパリ・サンジェルマンへ移籍。
なんと、二人合わせて約500億円以上にもなる超高額の移籍金です。
どれだけの金持ちクラブなんでしょう。。。
そんなエムバペは、今大会では19歳にしてエースNo10。
1998年のフランス大会でジダンを擁して優勝して以来のW杯制覇を期待されています。
そのエムバペがいきなり魅せてくれました。
前半10分過ぎ、自陣での相手のちょっとしたスキを突いてボールを奪うと、一気にゴールへと迫ります。
アルゼンチン選手も阻止しようとしますが、エムバペのスピードに付いていけません。
トップスピードであっという間にペナルティエリア内に侵入。
堪らず、後ろから倒してしまうアルゼンチン・ディフェンダー。
PKを獲得し、それをグリーズマンが冷静に決めて、フランス先制に成功。
意地を見せるアルゼンチン
しかし、アルゼンチンも黙ってはいられません。
前半41分、ディ・マリアが相手陣のスキができたところから、豪快なミドルシュートを決め、同点に追いつくのです。
さらに、後半3分メッシのシュートが味方に当たって、コースが変わりゴールイン。
なんと、逆転に成功します。
観客席では、英雄マラドーナが歓喜の雄叫びを上げています。
あまり、興奮すると血圧上昇で体にこたえそうですが、お構いなしです。
付き人らしき人がマラドーナの体を抑えて、観客席から落ちないように必死です。(笑)
いい時間帯での逆転ゴールでアルゼンチンがペースを握るかと思われました。
ところが、12分、フランスのパバールが豪快なボレーを叩き込み同点に。
さらに、次世代スターがまたも魅せてくれました。
エムバペが19分、23分と立て続けにゴールを奪ってしまいます。
あの王様ペレ以来、60年振りの10代選手の1試合2ゴール。
恐るべき19歳。
新旧世代交代の予感がしてきます。
これで4-2となり、試合の流れがフランスに大きく傾きます。
アルゼンチンも交代カードを使い攻め込みますが、なかなか実を結びません。
アディショナルタイムになんとかアグエロのゴールで1点差まで詰め寄るも及ばず。
またしてもメッシの夢は潰えてしまいました。
バルサの英雄はアルゼンチンの英雄にはなれなかったのです。
次回の大会時には35歳になるメッシ。
W杯出場も難しい年齢になり、何よりトップコンディションを維持できるかどうかもわからないでしょう。
このままでは、クライフ、ジーコ、プラティニなどの名選手と同じ運命になってしまいそう。
果たして、メッシに真のアルゼンチンの英雄になる日はやってくるのでしょうか。