パソコンを使おうと開いてみたら、画面やキーボードに何やら白いモノがついていることはありませんか?
ゴミかホコリなら拭き取るだけでいいですが、動いていることがあります。
ということは、生き物なのですが、一体何なのでしょう。
実はこれ、ダニなどの虫なんです。
パソコンにダニ?って思いますよね。
今回は、パソコンについた白いモノが何なのか、どう対処するかについてお話ししましょう。
パソコンに巣食う虫の正体
パソコンにつく虫で可能性の高いのは、コナダニか茶立虫(チャタテムシ)です。
どちらも人を刺したりすることはないので実害はないのですが、大量に発生するととても気持ち悪いものです。
体長は0.5mm程度で白くて丸い形をしている。
夏場の高温多湿の時期、畳や食品などによく繁殖する。
コナダニを餌とするツメダニが発生する原因になる。
2.茶立虫(チャタテムシ)
体長1mm程度の茶色い虫で、よくダニと間違えられる。
夏場の高温多湿の時期に増殖し、カビを餌にする。
チャタテムシは、ダニの餌になるため、ダニが発生する原因にもなる。
パソコンについているのが白いモノであれば、チャタテムシではなくコナダニの可能性が大きくなります。
パソコンに巣食うダニの退治
パソコンにダニがいたら、すぐに退治しましょう。
目で見てハッキリと分かるようなら、パソコン内部はもちろん、室内にも大量発生している可能性が大きくなります。
ダニの種類によっては、人を刺して赤みや腫れ、痒みなどを引き起こします。
ダニの糞や死骸によって、アレルギーが起きることもあるの気をつけたいところです。
退治の基本は、アルコールでの拭き取りと家の掃除です。
アルコールで拭き取る
消毒用の無水エタノールを使ってきれいに拭き取ります。
液晶画面、キーボード、本体裏側などをアルコールで濡らしたティッシュ等できれいに拭き取りましょう。
キーボードの隙間などは、綿棒にアルコールを滲み込ませて拭きます。
また、掃除機に細いノズルを取り付けて吸い込むのもいいでしょう。
エアダスターで吹き飛ばす方法もありますが、ダニが部屋の中に飛び散ることになるので気をつけたいところです。
できればパソコンも分解して内部を掃除します。
ただ、ノートパソコンは分解が難しい上、下手に分解するとメーカー保証を受けられなくなることもあります。
難しい場合には、専門の業者に相談するといいでしょう。
家の掃除
パソコン本体からダニが退治できても、部屋の環境がそのままではいずれダニが戻って来る可能性が大きいです。
そのため、部屋をこまめに掃除し、ホコリやカビ等を取り除くことがとても大事になってきます。
ダニは高温多湿な環境が大好きです。
こまめに窓を開けるなど、部屋の風通しを良くして、パソコン周辺が高温多湿にならないようにしましょう。
尚、ダニ退治によく使うバルサンなどの燻煙剤はパソコンには使用しない方がいいです。
http://varsan.lion.co.jp/question/q16.htmから引用