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海外旅行でのお金の管理 安全な持ち方や両替、なくした場合について

投稿日:2017年5月16日 更新日:

 こんにちは、遼です。

 GWは終わりましたが、楽しく過ごせましたか?
 何処かへ出かけたのでしょうか。
 どこへ行っても混雑していたり、渋滞にはまることも多いので大変なんですが。。。

 それでも、この時期には長期休暇も取りやすいので、旅行に行く人も多いですよね。
 特に海外旅行は相変わらず人気のあるものです。
 GWや夏休み、年末年始は必ず海外という強者もいるくらいですから。。。

 そんな海外旅行で心配になることの一つにお金の管理がありますよね。
 長期の滞在だと、どうしても金額も大きくなってくるものです。
 全部を現金でというのもちょっと心配になってくるでしょう。

 まあ、私の場合は大した金額じゃないので、ほとんど現金にしてますがね。(笑)

 とは言え、紛失や盗難などを考えた場合には、クレジットカードやトラベラーズチェック、国際キャッシュカードなども併用した方がいいとよく言われるものです。

 そこで、今回は海外旅行のお金の管理について見ていきましょう。

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海外旅行でのお金の安全な持ち方は?

 海外旅行に行く際には、お金を持っていかないことにはどうにもなりませんよね。

 このお金の持ち方には、いくつかの方法があリます。
 それぞれにメリット・デメリットがあり、どれがベストとは言いきれないのですが、実際に海外旅行に行く時の参考にしてみて下さい。

 1.現金
 2.クレジットカード
 3.トラベラーズチェック
 4.国際キャッシュカード
 5.デビットカード

 以上が、主なお金の持ち方になるのですが、それぞれについて詳しく見ていきましょう。

1.現金

 言わずと知れたもので、最もわかりやすいお金の持ち方です。
 多くの国で現地で日本円から両替すればいいので、最も便利で手数料も安いものです。

 ただ、国によっては日本円からの両替ができないこともあるので、その場合には事前に調べてアメリカドルかユーロに両替しておく必要があります。
 この二つであれば、ほとんどの国で現地通貨への両替が可能になります。

 但し、紛失や盗難の場合には、何の補償もないので注意が必要です。
 現地の警察に紛失・盗難届けを出しても、まず戻ってこないと考えた方がいいです。

  

2.クレジットカード

 買い物やレストラン等での支払いに、クレジットカードはとても便利なものです。
 それ以外にも、現地通貨が必要な場合にキャッシングで調達することができます。

 海外でのクレジットのショッピング利用では、現地通貨-日本円との換算レートに加えて所定の費用がされます。
 ただ、キャッシング利用では、その費用は追加されません。
 しかしながら、金利が年利15%程度かかってきますのでそれは忘れないようにしましょう。

 クレジットカードでは、多少の費用(手数料や金利)が上乗せされるというデメリットがあります。
 一方で、紛失や盗難の際に、利用停止にすることで被害を最小限に抑えることができます。

 尚、クレジットカードで旅行代金を支払うと、旅行保険が自動的に付帯する場合があります。
 自身のカードの契約をよく調べておきましょう。

 

3.トラベラーズチェック(T/C)

 正式名称は「旅行用小切手」で、その昔は、海外旅行といえば、T/Cは当たり前という感じでした。
 メリットとしては、現金よりも両替のレートが有利、紛失・盗難の際に再発行できるといったことがあり、安全性がとても高いものです。

 一方、使えるところが限られてしまう、都度サインが必要で場合によってはパスポートの提示を求められるというように利便性に乏しいのも事実です。
 購入時に全てのT/Cにサインをするのもかなり大変です。

 このようなこともあって、最近ではT/Cを使う人もかなり減ってきているのが実情でしょう。
 T/Cもだいぶ、時代遅れになってきた感が否めません。

4.国際キャッシュカード

 国際キャッシュカードは、海外のATMで現地通貨を引き出すことができるキャッシュカードのことです。
 自身の国内銀行の円預金口座から日本円で引き落とされるようになります。
 しかも、国内で使っているキャッシュカードがそのまま使えるものもあるため、とても便利です。

 クレジットカードのキャッシングみたいに金利がかからず、僅かな手数料で利用できます。
 ただ、引き出しの都度、手数料がかかるカードでは注意した方がいいですね。

 発展途上国や田舎に行ったりすると、使えるATMが少ないこともあるので事前に調べておくといいでしょう。

5.デビットカード

 デビットカードは、ショッピングなどに利用できる即時決済のカードです。
 クレジットカードと似ていますが、利用口座の残高範囲内で即時に決済されるものです。

 このデビットカードに海外でも使えるものがあります。 
 それが、VISA/JCBブランドのデビットカードです。
 金融機関によって取扱が異なりますが、海外で容易に利用できるのが大きな魅力です。

 ATMで現地通貨の引き出しもできるからです。
 ただ、引き出し手数料等がかかってくることが多いので、事前に確認しておきましょう。

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 以上のような違いがあるので、自分にとってどれがいいのかをじっくりと検討しましょう。
 基本は現金にして、クレジットカートか国際キャッシュカード、デビットカードのどれか2種類を併用するというのが現実的ではないでしょうか。

 尚、カードはできれば同一種類でも2枚持参した方がいいです。
 それは、海外のATMは機種によってはスムーズに使えない場合があるからです。
     
 また、ATMの利用は、平日の銀行営業時間内にしましょう。
 万一、カードが戻ってこなくなった場合に直ぐに対処してもらえるからです。
 防犯の観点でも、夜間や人通りの少ない場所等は避けた方が無難です。

 日本とは違うところにいるんだ、ということを常に念頭においておきましょう。
 日本で常識であっても、海外ではそうでないことはザラです。

海外旅行のお金の両替はどうする?

 海外へ行った時に最も気になるのが両替ではないでしょうか。
 たとえ、クレジットカードをメインに使用するにしても、全てをカバーすることは難しいので、多少の現金は必要になってくるものです。

 その際に、どこで現金を現地通貨に両替するのがいいのかということはいつも悩ましいものです。

 アメリカドルやユーロなどのメジャーな通貨であれば、出発前に銀行等で両替していくのもいいでしょう。
 現地に行ってから、銀行や両替所を探すというのは結構大変になってくるからです。

 ただ、それ以外の通貨では、一般的には現地で両替した方が換算レートが良くなることが多いです。
 マイナーな通貨は日本の銀行等では保有するのにもコストがかるため、換算レートが良くないのです。
 これは、空港の両替所でも概ね同じです。

 このため、国内では両替せずに現地で両替をすることになります。

 ここで注意したいのが、現地通貨を全く持たない状態で空港を出ないことです。
 空港からホテルへ行くのにお金が必要だったり、ホテルのチェックイン時にデポジットとしてお金が必要になるなど、何らかの出費が考えられるからです。

 そのため、到着時の空港で日本円で1~2万円程度の両替をしておくことをお勧めします。
 ただ、空港の両替所はあまり換算レートが良くないので、必要最小限にしておきましょう。

 現地で両替をする場合には、通常の銀行か信用できそうな両替所を選ぶことが大事です。
 途上国などでは、闇の両替商などもいて、換算レートの良さに惑わされるかもしれませんが、何らかのトラブルに巻き込まれる可能性が大きくなります。

 特に、声をかけられた場合には要注意です。
 両替だけでなく、何らかの詐欺的な行為に巻き込まれる恐れが多いからです。

 現地の信用できそうな両替所と言っても、初めてでは見分けが難しい場合も多いですよね。
 そのような時には、他の観光客もよく利用しているかどうかを観察するといいでしょう。
 
 日本人だけでなく、欧米人や他のアジア系の人や中東・インド系の人達も多く利用しているかどうかである程度の判断はできます。

 日本円だけでなく、色々な通貨の換算レートが表示されているのでもわかります。

 また、立地場所も参考になります。
 繁華街などの人通りの多い場所であればそれ程の心配はありませんが、路地の奥まった所や人通りの少ない場所は避けた方が無難です。

海外旅行でお金がなくなったらどうすればいいの?

 最後に、あまり考えたくないことですが、ある程度のピンチを想定しておきましょう。
 転ばぬ先の杖ではないですが、事前に考えておくだけでもいざという時には参考になるものです。

 まあ、実際にそうなってしまうと、頭が真っ白でパニックに陥ってしまうことも多いのですが。。。

 海外でお金がなくなったら、正に絶体絶命です。

 まずは、紛失・盗難届けを現地の警察に出すようにします。
 よくわからない場合には、現地スタッフやホテルの従業員に相談しましょう。
 ただ、届けを出しても戻ってくる可能性は極めて低いので期待はできません。

 紛失や盗難にあったのが、現金だけでなくクレジットカードや国際キャッシュカード、デビットカードであっても同じです。
 カードの場合には、カード会社にも連絡して利用停止してもらうようにしなければいけません。
 そうでないと、第3者によって不正利用されたり、不正利用分の補償が受けられなくなってしまう可能性があるからです。

 このため、このような緊急連絡先は別の場所に保管しておくようにするといいです。
 一緒に保管していると、同時に失くなってしまいますから。。。

 現金がなくなってもカード類があればそれで凌ぐことはできます。
 ただ、金利や手数料等を充分に考えて賢い使い方をしましょう。

 また、パッケージツアー等であまり出費がないのであれば、我慢して凌ぐということもできます。

 しかしながら、出費が必要なのに、何も使えるものがないとなるとかなりのピンチです。

 このような場合には、日本からの緊急送金をしてもらうという方法があります。
 なかでも、便利なのがセブン銀行の海外送金サービスです。

 このサービスは、セブン銀行の口座があることが前提になりますが、インターネットでも店舗のATMでも24時間年中無休で海外送金ができるものです。

 受取に際しても銀行口座が必要なく、全世界で約200か国の51万ヶ所以上で可能です。
 
 詳しくは、こちらをご覧下さい。
 セブン銀行海外送金サービス

まとめ

 海外でのお金の持ち方にはいくつかの方法があります。

 1.現金
 2.クレジットカード
 3.トラベラーズチェック
 4.国際キャッシュカード
 5.デビットカード
 
 それぞれにメリット、デメリットがあるので、それらを考慮して持つようにしましょう。
 基本的には、現金をベースにして、クレジットカードや国際キャッシュカード、デビットカード
のうち2種類を併用するのがいいでしょう。
 尚、同一種類のカードでもできれば2枚持参するのがお勧めです。

 
 カードの利用がメインであっても多少の現金は必要になってきます。
 その際の現金からの両替には、現地の銀行か信用できそうな両替商を利用するようにしましょう。
 
 
 海外でお金がなくなったら、それこそパニック状態です。
 まずは、落ち着いて現地の警察に紛失・盗難届けを出すようにします。
 さらにカード会社に連絡して利用停止にしてもらいます。

 それから善後策を考えるようにするのですが、カード類が残っていたり、パッケージツアーであまり出費がないようであればそれで凌げることができます。

 それでも、難しい場合には、日本からの送金をしてもらうことになります。
 それに便利なサービスがセブン銀行の海外送金サービスです。

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