Windows10の無料アップグレードキャンペーンは、2016年7月29日で終了してしまいました。
その後の支援技術利用者向けの無料アップグレードも2017年12月31日で終了してます。
このため、現在Windows7や8.1を使用しているPCでWindows10を使うには、有料のアップグレードをするしかないと思っていませんか。
購入するとなると、1万数千円程の出費になるので、ちょっと悩んでしまうかも。
しかしながら、実は無料でアップグレードできるんです。
しかも、海賊版などといった怪しいものではなく、きちんとした正規版です。
今回、実際にメインで使用しているPCをWindows7からWindows10に無料アップグレードしてみました。
意外と簡単にできてしまったので驚きです。
Windows10の無料ダウンロードの実際
アップグレードしたPCは、SONYのVAIO(VPCEB28FJL)です。
しばらく前に、ファンの音がうるさいので分解掃除したPCです。
その時の記事はこちら。
無料ツールのダウンロード
まずは、こちらのサイトからツールをダウンロードします。
Microsoft公式アップグレードツールのダウンロードサイト
「ツールを今すぐダウンロード」をクリックします。
「MediaCreationTool1803」がダウンロードされるので、それを起動します。
後は、基本的にはその指示に従って操作を続けるだけです。
実際の操作画面は以下のようなものです。
「Windows10Homeをインストール」
「個人用ファイルとアプリを引き継ぐ」
にチェックを入れて、「インストール」をクリックします。
必要なファイルが自動的にインストールされ、数回の再起動を繰り返すようになります。
約4時間かかりましたが、途中でプロダクトキーの入力を求められることもなく無事にWindows10にアップグレードされました。
正規版のWindows7や8.1を使用していれば、これらはクリヤーされるようです。
また、一旦Windows10にアップグレードされれば、その後にWindows10をクリーンインストールする場合にもプロダクトキーの入力は必要ないとのこと。
[Windows10にアップグレードされました]Windows10の動作が不安定な場合などは、10日以内であれば元の状態に戻せます。
10日経過すると、この項目は消えてしまうので注意しましょう。
以上で、Windows10の無料アップグレードは完了です。
これらを参考に是非、試してみてくださいね。
ただ、この環境がいつまで提供されるかは、全くわかりません。
というのも、Windows10の無料アップグレードキャンペーンは既に終了しているのですから。
それにしても、有料販売をしながらMicrosoftはなぜこのような無料ツールを提供しているのでしょうね。
これらのことを解説した動画もありますので、参考にして下さい。
今後は、サブPC(2009年度富士通製)もWindows10にアップグレードする予定です。
元々はWindowsVistaだったものをWindows7にしたPCです。
ただ、2011年度以前のPCはメーカー側のサポート対象外のため、Windows10のアップグレードが完了しないという情報もあり、ちょっと心配です。
でも、今回のVAIOも2010年度製ですが、問題ありませんでした。
トライ後に報告しますので、乞うご期待!
追加情報!2009年度富士通製PCもWindows10にできた(2018年7月)
メインPCに続いて、サブPCもWindows10にアップグレードしてみました。
サブPCの機種は、FMV_NFC50WGです。(32bit、2GBメモリー)
WindowsVista(プレインストール版)をWindows7にアップグレードして使っていたもの。
結果、ほとんど問題なくWindows10になりました。
UG前のキャプチャーは撮り忘れました。(笑)
ただ、WindowsLiveMailの送受信でエラーが発生して使えません。
調べてみると、WindowsLiveMail2011/2012は、Windows10では非サポートとのこと。
環境によっては使えることもあるようですが、更新プログラムの提供もないのでやめた方がいいでしょうね。
このため、フリーウエアのThunderbirdをインストールして使用してます。
アップグレード中に「Google日本語入力はサポートしません」のようなメッセージが出るのに、WindowsLiveMailについては何のお知らせもありませんでした。
でも、Google日本語入力は再インストールで問題なく使えてます。
何なんだ?(笑)
今回アップグレードしたPCはいずれも8年以上使っているもの。
世間一般的には、もう更新時期なのでしょうが、まだまだ現役です。
OS更新の心配はまずないでしょうから、壊れるまで使ってみるつもり。
まあ、動きがオカシクなったら、クリーンインストールという方法もあるし。
貴方も是非トライしてみて下さいね。
何と言ってもタダなんだから。。。
でも、うまくいかなくても自己責任でお願いしますね。(笑)
インストールメディアを作成する方法
USBメモリーにインストールメディアを作成する場合には、以下の画面で「別のPCのインストールメディアを作成する」を選んで続けて下さい。
8GB以上のUSBメモリーをセットしておけば、再インストール用のメディアが出来上がります。
Windows10をクリーンインストールする時に便利なので、作成しておいて損はないです。
アーキテクチャを両方にすると、32bit/64bitの両方の環境で使えるようになります。
エディションが違うとプロダクトキーが必要になるとのメーセージです。
Windows7Homeを使用しているのに、Windows10Proを選んだ場合などですね。
以下続けていくと完了です。
おまけ
Windows10の基本マニュアルがAmazonから無料で入手できます。
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