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季節の行事

お盆の本当の意味や由来とは?提灯を飾る時期はいつ?

投稿日:2017年5月31日 更新日:

 毎年、夏になるとお盆がありますよね。
 多くの人がこのお盆の時期に合わせて夏休みを取るようになります。

 でも、このお盆の本当の意味や由来を知っていますか。
 ご先祖様のお墓参りをするんでしょ、くらいに思っているのではないでしょうか。

 確かにそれもあるのですが、そう単純なことでもないのです。 

 今回は、お盆の本当の意味と由来について解説していきます。

 また、お盆に欠かせない提灯の意味や飾る時期についても解説していきます。

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お盆の本当の意味や由来とは?

 お盆にはご先祖様の霊が年に一度あの世から戻ってきて家族と一緒に過ごすという意味があります。

 時期としては旧暦の7月15日頃になるので、新暦では8月15日頃にあたります。
 そのため、現在ではこの時期に合わせてお盆休みを取ることが一般的になっています。

 お盆の正式名称は、「盂蘭盆会(うらぼんえ)」と言います。

 盂蘭盆会は、古代インドのサンスクリット語の「ウラバンナ」から来ているとされています。
 このウラバンナには「逆さに吊るされるような苦しみ」という意味があり、非常な苦しみを例えたものになります。

 お盆の行事は「盂蘭盆経」という経典にも記載されていて、お釈迦様の弟子である目連尊者の修行に由来するものと言われています。

 目連尊者は卓越した神通力を備えており、亡き母があの世で逆さ吊りにされている姿を見てしまいました。
 母は食べるものも与えられず、その姿はすっかりやせ細っていたのです。

 お釈迦様に相談した目連尊者は、修行の最後の日にお釈迦様に食べ物を捧げ、修行僧達にもご馳走することにしました。
 そのことによって、母親を飢えの苦しみから救うことができたということです。
 
 この日は「自恣(じし)の日」と呼ばれ、7月15日だったのです。

 このことから、お盆にはご先祖様が苦しみを受けることのないように供養をするということになってきたのです。
 それには、在りし日のご先祖様を思い出し、感謝の意を表すということもあります。

 目連尊者の思いは、母親を救いたいという強い思いに他なりません。
 このことからも、今の自分がこの世にあるのはご先祖様のお陰であるということがわかるのではないでしょうか。

 最近は、家族であってもその絆が薄れてきている時代とも言われています。
 そんな中でも、1年に一度のお盆くらいは、家族で集まってご先祖様に感謝の意を表し、家族の絆を深めていただきたいものです。 

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お盆の提灯の意味や飾る時期は?

 お盆の時には、提灯を飾るのが一般的です。
 
 これは、ご先祖様や故人の霊が迷わずに戻ってくるための目印となるものです。
 特に提灯は、迎え火、送り火としての大事な役割を担うようになります。
 その昔では、文字通り、迎え火、送り火には門の前で火を焚いていたのです。

 提灯は、ご先祖様や故人の冥福を祈り、感謝の意を表す供養になるものです。
 その供養には様々なお供え物をするのですが、その中でも提灯は最高のお供え物とされているのです。
 
 また、新盆には、親戚や親しかった人達から感謝の意を込めて提灯が贈られるという風習も今でも残っています。
 その提灯の数が多いほど、故人が慕われていたともされています。

 提灯を飾る時期については、一般的には8月13~16日となっています。
 年によっては多少前後することはあるのですが、必ず15日は含まれるようになります。

 提灯自体を飾るのは、8月に入ってからでも構いません。

 ただ、灯す日としては基本的には決まっています。
 迎え火としては、8月13日の夕方に灯すようにします。
 これは、ご先祖様や故人の霊が迷わずに自宅に戻って来れるように迎えるためだからです。

 そして、送り火としては、8月16日の夕方に灯すようにします。
 これは、ご先祖様や故人の霊が迷わずにあの世に戻れるようにするためだからです。

 提灯は、お盆の期間の夕方から夜にかけて灯すようにして、通常は夜中は消すようにします。
 
 尚、この時期については、地域によっては旧暦の7月になっているところもあります。
 その地域の風習によって時期がずれることがあるので、事前に確認しておくといいでしょう。

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